園芸、陶芸、音楽 その共通点は?
全部、私の趣味って言っちゃあ、そうなんだけど…
私にとっては「療法」なんです。治療とかリハビリね。
私は自律神経のバランスがかなり悪いです。副交感神経がなかなか働いてくれません。最近はこういう人、ずいぶん多いみたいですね。
私の場合、背中から首までガチガチになります。頭が痛くなったり、吐いてしまうことも。
だから、いかにリラックスするかが課題なんです。
園芸歴は、もう25年になります。あれこれ試しては失敗して、どれだけ枯らしたことか…
躁の状態の時にせっせとやるんだけど、鬱の状態に落ちて荒れ放題になる…
庭を見れば私の状態が一発でわかります。あ〜あ、なんて単純!
バラとハーブと草花の、小さな庭です。先日、思い立って植えている植物を全部リストアップしてみました。なんと、101品種! 車1台分ちょっとのスペースなんですけどね。
秋から冬は、庭の骨格を整えて、全体のデザインを考えていく時期です。来シーズンはここをこうして、あそこはあんな風に、なんて考えているとワクワクします。
植物たちの「命のエネルギー」は本当にすごい。いつも感心してしまいます。見習わなくちゃいけませんね。それから、植物、特に花には病気を癒すパワーもあるそうですよ。
陶芸は2015年の春から教室に通っています。以前から器が好きで、陶芸やりたい!と思っていましたが、やっと念願が叶いました。嬉しい、楽しい、ルンルンルン、です。思ったようには全然できないんですけどね。何か習い事をするのに「師を選ぶ」のは、とても大切です。私は電動ろくろを教わっているのですが、教え方の下手な先生なんぞについたら、目も当てられない! 私の先生は、まあこれが興味深い人物で…(笑) その話はまたおいおいに、ね。
でも教え方は、理路整然としてとっても上手です。お世辞抜きで。
音楽は、聞いたり、演奏したり。
聞く方は、バロック音楽から、ロックまで。私の中では、バッハとレッド・ツェッペリンとXジャパンが仲良く同居しています。
演奏する方は、オカリナ吹いたり、ケーナ吹いたり。楽譜は読めません。どちらも耳コピーで大丈夫。ペルー人のケーナ奏者に聞いてみたら、今でも楽譜を使っていない人が多いみたいです。
決して上手なわけではありませんが、山や高原に持っていって吹いたりすると、とっても気分がいいんです。人に聞かせるのが目的じゃないから、下手でもいいの。
カラオケ? もちろん行きますよ!
いろいろ工夫すれば、大してお金を使わずに楽しめます。お金を使わない割には喜びが大きい。コストパフォーマンス、大変によろしい!(笑)
いくらお金を持っていても、それだけで幸せになれるわけじゃない。そうでしょ?
元ウルグアイ大統領の、ホセ・ムヒカ氏を知っていますか? 私、彼のファンなのですが、彼の言葉は真実を言い当てている。私を含めて多くの人が、自分の足元を見つめ直す必要があるのではないでしょうか?
愛された実感がないまま育ち、精神疾患を抱えた私は、そう思います。